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ソ連による日本人の抑留

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ソ連による日本人の抑留

第2次世界大戦末期の1945年8月8日に日本に宣戦布告したソ連は、満州国や樺太(現ロシア・サハリン)などにいた日本人を抑留して働かせた。飢餓や酷寒の中で重労働を課せられた人もおり、抑留された57万5千人のうち5万5千人が死亡したとされる。1946年12月に引き揚げが始まったが、帰国に11年かかった人もいた。極東や中央アジアといった地での抑留も含め、一般に「シベリア抑留」と呼ばれている。抑留された女性の中には従軍看護婦のほかに助産婦や電話局職員らもいたとされるが、その数については「偏見を恐れて積極的に体験を語らなかったせいか、今もはっきりしていない」(シベリア抑留研究会代表世話人の富田武・成蹊大名誉教授)という。

(2014-08-13 朝日新聞 朝刊 1社会)

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