ゾイデル海(読み)ゾイデルカイ

デジタル大辞泉 「ゾイデル海」の意味・読み・例文・類語

ゾイデル‐かい【ゾイデル海】

Zuiderオランダ北西部にあった湾。1932年にアフスライト大堤防完成し、外海ワッデン海と切り離されてアイセル湖となった。

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精選版 日本国語大辞典 「ゾイデル海」の意味・読み・例文・類語

ゾイデル‐かい【ゾイデル海】

(ゾイデルはZuider) オランダの北西部にあった北海の湾。一三世紀までは淡水湖のフレボ湖であったが、堤防が決壊し、海水が浸入して北海の一部となった。一九三二年に長さ約三〇キロメートルの堤防が完成して再び淡水化し、エイセル湖と命名された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゾイデル海」の意味・わかりやすい解説

ゾイデル海
ぞいでるかい
Zuiderzee

オランダ北西部にあった北海の入り江。1932年の大締切り堤防の完成でアイセル湖となり、淡水化された。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゾイデル海」の意味・わかりやすい解説

ゾイデル海
ゾイデルかい
Zuiderzee

オランダ北部ワデン海アイセル湖旧称。 1932年にノールトホラント州フリースラント州を結ぶ堤防が完成し,それまでのゾイデル海は,南部のアイセル湖,北部のワデン海に分けられた。

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百科事典マイペディア 「ゾイデル海」の意味・わかりやすい解説

ゾイデル海【ゾイデルかい】

アイセル[湖]

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