世界大百科事典(旧版)内のゾルンホーフェン石の言及
【擬化石】より
…たとえば日本でもよく知られているしのぶ石は,岩石の割れ目に浸透した水分に含まれている鉄分やマンガン質がしみこんでできた模様で,シダ類の葉に似た形を示すのでこの名があるが,植物化石ではない。ドイツではこの模様を活用して,商品名ゾルンホーフェン石の名で装飾用石材として販売されている。また亀甲石と呼ばれるものは,特定の形をした節理にもとづく表面の模様が亀の甲に似ている泥灰岩(マール)などである場合が多い。…
※「ゾルンホーフェン石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」