ゾロアスターのカーバ(読み)ぞろあすたーのかーば

世界大百科事典(旧版)内のゾロアスターのカーバの言及

【ナクシ・ルスタム】より

…エラム時代の祭儀場面の浮彫が発見されており,付近に泉が存在していたことから,ペルシア帝国以前から宗教的聖地であったことが推定される。アケメネス朝時代には,ダレイオス1世以下4代の王墓が崖の中腹に掘り込まれ,これと相対して〈ゾロアスターのカーバ〉と呼ばれる高さ約12.6mの石造建築物(用途について拝火神殿,聖典所蔵庫,殯宮(ひんきゆう)の諸説がある)が建てられた。崖の突端にある1対の露天の拝火壇も,この時代に比定されている。…

※「ゾロアスターのカーバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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