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タイヘイヨウオウギハクジラ Mesoplodon bowdoini; Andrews' beaked whale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タイヘイヨウオウギハクジラ
Mesoplodon bowdoini; Andrews' beaked whale

クジラ目ハクジラ亜目アカボウクジラ科オウギハクジラ属。体長は雄約 4.7m,雌約 4.6mに達する。出生体長は推定約 2m。体色は, (くちばし) の前半分が白色であるほかは,全身黒褐色を呈する。体型は細長い紡錘形である。噴気孔は1個で頭部正中線上にある。嘴は太く長い。前頭部は嘴の根元より噴気孔前方に向い著しく隆起する。咽喉部にハの字状の溝がある。胸鰭 (むなびれ) は小さい。背鰭は小さいが高く,体の後方3分の2に位置し,三角形状で先端はとがり後縁は湾曲している。下顎の中央に1対の平たい歯があり,雄に限り上顎よりも高く突出する。本種は漂着によってのみ知られる。オーストラリア,ニュージーランドタスマニア島などで漂着例が確認されており,南太平洋ならびにインド洋に生息すると推測されている。

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