タインの回廊(読み)たいんのかいろう

世界大百科事典(旧版)内のタインの回廊の言及

【タイン[川]】より

…チェビオット丘陵の南西斜面に源を発する北タイン川(全長53km)とペナイン山脈のクロス・フェル山北斜面を源流とする南タイン川(52km)がヘクサム付近で合流して形成され,東流して北海へ注ぐまでの全長48km。谷底平野は〈タインの回廊〉と呼ばれる豊かな農業地帯を形成し,また北東イングランド炭田を貫流するため下流域には造船所,製鉄所などが林立し,ニューカスル・アポン・タインを中心に,サウス・シールズ,タインマウスなどの都市がタインサイド工業地帯を形成している。ニューカスル・アポン・タインまでは外洋船の航行が可能で,中世以来石炭の積出しでにぎわった。…

※「タインの回廊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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