タウンゼンド,C.(読み)たうんぜんど

世界大百科事典(旧版)内のタウンゼンド,C.の言及

【タウンゼンド諸法】より

…イギリスの大蔵大臣タウンゼンドCharles Townshend(1725‐67)の提案により,1767年6月から秋にかけて通過した,北アメリカ植民地に関する四つの議会法。彼は地租軽減を発表して本国地主層の支持を獲得し,アメリカ植民地人に対しては,印紙税法の経過を参考に,航海法による関税の形で歳入増をはかった。…

【輪栽式農法】より

…いずれも栽培される農作物はコムギ,オオムギなどの穀類であり,これらの農法は一括して主穀式農法と呼ばれる。その後三圃式農法は,休閑地に牧草を栽培する改良三圃式または穀草式と呼ばれる農法へと展開していくが,さらに18世紀の初めには,耕地を4分し,穀類と牧草および根菜類を順次作付けする四圃式の輪栽農法がタウンゼンドCharles Townshend(1674‐1738)の考案,努力によってイギリスで確立する。 イギリス,イングランド東部の発祥地にちなんで名づけられたノーフォーク輪栽Norfolk rotationは,4分された耕地に順次コムギ,飼料カブ(根菜),オオムギ,アカクローバーを輪作し耕地を運用することを基本としている。…

※「タウンゼンド,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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