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タカラガイ(宝貝) タカラガイ

百科事典マイペディアの解説

タカラガイ(宝貝)【タカラガイ】

タカラガイ科の巻貝の総称。熱帯地方に種類が多い。幼貝は普通の巻貝のような螺層(らそう)をもつが,成長に従って消失。卵円筒形で,背面はふくらんで光沢が強く美しい。
→関連項目コヤスガイ(子安貝)貝貨

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世界大百科事典 第2版の解説

タカラガイ【タカラガイ(宝貝) cowrie】

タカラガイ科Cypraeidaeの巻貝の総称。世界に約200種,日本に約100種を産する。多くは熱帯海域の潮間帯より浅海底に多いが,数百mの深海底にすむ種類もある。幼貝の殻はふつうの巻貝のように,殻頂のほうに螺層(らそう)があり,巻きは明らかである。しかし体層は大きく,殻高の大部分を占める。殻は薄く,殻口は広い,ふたを欠く。成貝になると殻口の外唇が内方へ曲がり殻口を狭め,内唇も厚くなって両唇の縁が刻まれる。

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世界大百科事典内のタカラガイ(宝貝)の言及

【貝】より

…また管状のビーズをつくり,祭礼の衣装につけた。イタリアで発達したカメオも装身具として有名であるが,これはマンボウガイ類やタカラガイ類の貝殻の色の層による違いを巧みに彫り分けたものである。 真珠層のよく発達したヤコウガイ(ヤクガイ)やアワビは,螺鈿細工の材料になった。…

【コヤスガイ(子安貝)】より

…タカラガイ類の別名であるが,とくに大型のハチジョウダカラガイMauritia mauritiana(イラスト)を指すことが多い。タカラガイ類は形が卵形で背面は丸く膨らみ,美しい模様があり,腹面は殻の口が狭く細くなり,両側の縁に歯のような刻みがある。…

※「タカラガイ(宝貝)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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