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タクシー運賃値上げ たくしーうんちんねあげ

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知恵蔵2015の解説

タクシー運賃値上げ

タクシー業界は2002年から規制緩和が進み、新規参入や増車が簡単にできるようになった。台数が急増し、全国のタクシー運転手の05年の平均年収は00年より約1割低い約300万円に落ち込んだ。加えて、原油高による燃料費の高騰も業界側は運賃値上げの理由にしている。 ほかの物価はほとんど上がっていないことから、大田弘子経済財政相が「消費者に負担を求めるのは納得できない」と発言するなど、批判的な意見もある。関係閣僚会議の了承が必要な東京都の値上げが先送りされ、東京都より申請が後だった秋田、長崎、沖縄の3県が先行する異例の展開となった。結局、10月に初乗り上限運賃を710円とする運賃改訂が公示された。12月3日から実施される。 タクシーの事故も増えている。背景には、日々の売り上げを増やすため基準を上回る長時間労働をせざるを得ない実情がある。ただ、値上げをしても運転手の手取りは日々の売り上げの半分強の場合が多く、待遇改善への効果は限定的との見方も強い。

(松村北斗 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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