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タビビトノキ(旅人の木) タビビトノキRavenala madagascariensis; traveler's tree

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タビビトノキ(旅人の木)
タビビトノキ
Ravenala madagascariensis; traveler's tree

バショウ科の高木で,オウギバショウともいわれる。マダガスカル島の標高 1500m付近に多く自生する。幹はシュロに似ていて,バショウに似た大型の葉を幹に頂生する。花は腋生で穂状花序をなして白色花がつく。果実は 蒴果でバナナに似ている。タビビトノキという名の由来について,「葉鞘部に水をたくわえているので,旅人がその水を飲みかわきを癒やすため」といわれているが疑問である。種子はデンプンに富み現地人が食用としたほか,茎は小屋掛けの材料に,葉柄は紙の原料にそれぞれ使われた。近縁種のギアナオウギバショウ R. guyanensisは本種より小型のギアナ産のもの。

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