タマンヌガラ国立公園(読み)タマンヌガラコクリツコウエン(英語表記)Taman Negara

デジタル大辞泉 「タマンヌガラ国立公園」の意味・読み・例文・類語

タマンヌガラ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【タマンヌガラ国立公園】

Taman Negara National Parkマレーシアマレー半島中部にある国立公園パハン州クランタン州トレンガヌ州にまたがり、同半島最高峰のタハン山を含む。熱帯雨林石灰岩丘陵が広がり、テンベリン川に流れ込む多数の支流が谷を刻む。ゾウトラ・バクなど希少な野生動物が生息し、先住民オランアスリの集落がある。タマンネガラ国立公園。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タマンヌガラ国立公園」の意味・わかりやすい解説

タマンヌガラ国立公園
タマンヌガラこくりつこうえん
Taman Negara

旧称ジョージ5世国立公園。マレー語でタマンヌガラは国立公園を意味する。マレーシア,マレー半島中央部,ケランタン州,パハン州,トレンガヌ州にまたがる公園。面積 4400km2。 1938年設立。タハン山 (2187m) を中心とし,熱帯雨林が保存されている。インドヤギュウ,インドゾウ,スマトラサイ,トラ,ヒョウ,スイロク (大型のシカ) などがすむ。観光は,マラヤ鉄道上のクアラリピスから,パハン川やその支流トゥンベリン川を小型船でさかのぼり,クアラタハンに出るコースが一般的。

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