コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ターイフ合意 ターイフごうい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ターイフ合意
ターイフごうい

内戦状態にあるレバノンが 1989年9,10月にサウジアラビアのターイフで開いた第 11国会で採択された「レバノン国民和解憲章」。レバノンの生存議員 73人中 62人 (キリスト教徒 31人,イスラム教徒 31人) が出席した。その合意によると,国会の議席数を 99から 108に増加し,キリスト教徒,イスラム教徒で 54議席づつに分け,マロン派大統領の権限を制限し,スンニー派首相の権限を拡大するというもので,宗派別統治機構の廃止を最終目標としているが,スンニー派を優遇することで,ドルーズ派,シーア派を抑え,マロン派とスンニー派の連合を意図した。しかし,和解案に沿った形で選出されたムアワド大統領が就任直後に暗殺されたことにより,再び混乱の事態を迎えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ターイフ合意の関連キーワードレバノン・シリア兄弟協力調整条約レバノン内戦杉の木革命

今日のキーワード

スタットキャスト

大リーグの全30球場に高精度カメラやレーダーを設置し、ボールや選手の動きを細かく分析。走攻守全てで、これまで分からなかったデータを解析し、試合やチーム作りに生かせる。例えば投手では、投げる球種の回転数...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android