ターゲティッドストック(読み)たーげてぃっどすとっく

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ターゲティッドストック」の解説

ターゲティッドストック

特定の事業部門の業績にリンクした株式。例えば、本業は低成長である企業が、分社化などで組織形態を変えることなく高成長が期待できる事業を行なう場合、当該事業部門の支配権を維持したまま資金調達を行なうケースなどに発行される。一方、購入する投資家には、同社の当該事業に限定して投資を行なう機会を提供する。日本では2001年、ソニーがインターネット接続サービスなどを行なうソニーコミュニケーションネットワークを対象にしている例がある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android