ダイアン リーブス(英語表記)Dianne Reeves

現代外国人名録2016 「ダイアン リーブス」の解説

ダイアン リーブス
Dianne Reeves

職業・肩書
ジャズ歌手

国籍
米国

生年月日
1956年10月23日

出生地
ミシガン州デトロイト

学歴
コロラド大学卒,カリフォルニア芸術大学卒

受賞
ジャズ・ディスク大賞(ボーカル賞,第29回)〔1996年〕「クワイエット・タイム」,グラミー賞(最優秀ジャズボーカル・アルバム部門)〔2001年・2002年・2003年・2006年〕「イン・ザ・モーメント」「ザ・コーリング」「リトル・ムーンライト」「グッド・ナイト・アンド・グッド・ラック

経歴
母親はトランペット奏者、いとこはジャズ・ピアニスト、ジョージ・デュークと、音楽一家で育った。8歳でピアノを習い、12歳でボーカルを始める。15歳でデビューし、17歳の時出場したコンテストで優勝しクラーク・テリーに認められる。1975年テリーのバンドに入る。’77年にビリー・チャイルズと出会いフリー・フライト結成。’83〜86年にはハリー・ベラフォンテのメンバーに加わり世界中をツアー。’87年ブルーノートに移籍し、アルバム「ダイアン・リーブス」でレコードデビュー。’88年初来日。以来、マッコイ・タイナー、ニーナ・シモン、ウィントン・マルサリスら大御所ジャズ・ミュージシャンとの共演や各地のジャズ・フェスティバル出演を重ね、2001年「イン・ザ・モーメント」、2002年「ザ・コーリング」、2003年「リトル・ムーンライト」及び2006年「グッド・ナイト・アンド・グッド・ラック」でグラミー賞最優秀ジャズボーカル・アルバム部門を受賞するなど、女性ジャズボーカルの新星として注目を集める。他の代表作に「ベター・デイズ」「フォー・エブリ・ハート」「ブリッジ」「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」「ラヴィン・ユー/when you know」、アルバムに「ビューティフル・ライフ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ダイアン リーブス」の解説

ダイアン リーブス
Dianne Reeves


1956.10.23 -
米国のジャズ歌手。
デトロイト生まれ。
15歳でプロデビュー、17歳の時クラーク・テリーに認められ、1975年テリーのバンドで本格デビュー。デンバー周辺で演奏活動を行う傍ら、コロラド大学でジャズ・プログラムを専攻し、’76年にはカリフォルニア芸術大学に入学。’77年ビリー・チャールズとフリー・フライトを結成。その後、ジョージ・デューク、ビル・サマーズ、レニー・ホワイトら多くのミュージシャンと共演。また、’83〜86年にはハリー・ベラフォンテのメンバーとして世界中をツアーする。代表作は「ベター・デイズ」(Blue Note)等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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