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ダイオウショウ(大王松) ダイオウショウPinus palustris; longleaf pine; true pitch pine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダイオウショウ(大王松)
ダイオウショウ
Pinus palustris; longleaf pine; true pitch pine

マツ科の常緑高木で,暖かい地域の庭園などに植えられる。ダイオウマツともいう。北アメリカ南東部原産で,日本へは明治の末頃に移入された。幹は高さ 30m,直径 1.5mにもなり,その樹皮は暗褐色で鱗片状に薄くはがれる。枝は斜上して頭状の樹冠を形成し,枝先に3本ずつ束生した細長い針形の葉を群生する。葉は同属内で最も細長く 20~50cmに達し,しばしば下垂する。雌雄同株であるが,新しい枝の基部に別々に雌雄花をつける。球果は円柱状で長さ約 20cm,幅5~7.5cm,暗褐色になる。種子は長さ 1cmほどで,まわりに広い翼が発達する。

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百科事典マイペディアの解説

ダイオウショウ(大王松)【ダイオウショウ】

北米原産のマツ科の常緑高木。日本では関東以西の暖地に植えられる。葉は3本束生し,長さ20〜35cmと世界のマツ類中最も長く,枝の端に集まって垂れ下がる。4〜5月に開花,球果は円柱形で大きく,翌年10月に成熟する。
→関連項目マツ(松)

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世界大百科事典内のダイオウショウ(大王松)の言及

【マツ(松)】より

…ヨーロッパから中国東北地方の広い面積に分布する二葉のヨーロッパアカマツP.sylvestris L.(英名Scotch pine)は,中・北欧での最重要林業樹種である。北アメリカにはダイオウショウ(大王松)P.palustris Mill.(英名longleaf pine)(イラスト)が東南部諸州に分布し,低湿地にも育ち,樹脂を採る。三葉で長さ20~50cmの針葉が枝端に房状につく姿がおもしろいので,日本でも庭園に植えられる。…

※「ダイオウショウ(大王松)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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