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ダイナミックダンパ dynamic damper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダイナミックダンパ
dynamic damper

振動する物体 (主振動系) の共振を避ける目的で,主振動系に付加するばねと質量から成る副振動系の装置。この装置には次の2型がある。 (1) 定速度型 主振動系の固有角振動数において振幅が0になるが,他に新たな共振点が現れるので,外力の角振動数が変化しない場合にのみ適用される。 (2) 可変速度型 ダイナミックダンパの固有角振動数が外力の角振動数に比例するようにしたもので,常に主振動系の振幅を0にすることができる。内燃機関クランク軸のねじり振動の吸振に使用されている。なお,この副振動系にダッシュポットを付加したものを粘性摩擦式ダンパ,ばねの代りにダッシュポットのみをつけたものをフードダンパ,付加質量と固体摩擦を併用したものをランチェスタダンパと呼ぶ。

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