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ダゴベルト[1世] Dagobert I

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世界大百科事典 第2版の解説

ダゴベルト[1世]【Dagobert I】

605から610‐639
メロビング朝フランク王。在位623‐638年。623年父王クロタール2世の下王Unterkönigとして,アウストラシア分国を統治し,これを同分国のピピン1世およびメッツアルヌルフ両貴族が支援した。629年父王の死後,単独支配者となり,宮廷をネウストリアのパリに移す。弟カリベルトアクイタニアに,また庶子ジギベルト3世をアウストラシアに下王として配し,東西国境の安定をはかる。父王とともにメロビング最盛期を築いた。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のダゴベルト[1世]の言及

【サン・ドニ修道院】より

…273年にモンマルトルで殉死したドニ(使徒パウロの弟子ディオニュシウス・アレオパギタともいわれる)が,みずからの首を抱えて約10km歩き,倒れた場所に築かれたという墓をめぐって創設された。墓の周辺に形成された崇敬団に対し,まず聖ジュヌビエーブが修道院を建設し(5世紀末),ついでダゴベルト王が教会堂を再建した(7世紀初)。この教会堂はさらに8世紀末に改築され,また修道院長シュジェールSuger(1080ころ‐1151)が改築したのち,さらに13世紀にルイ9世の命を受けたピエール・ド・モントルイユPierre de Montreuil(1200ころ‐66)によって改築された。…

【メロビング朝】より

…クロタール2世の統一王権は,パリ勅令(614)が示すように,在地貴族からのグラーフ(伯)任命など,貴族権力への譲歩によって,安定した秩序をつくり出したが,それは王権による中央集権的なローマ的政治理念の終焉(しゆうえん)となった。 覇者の東分国貴族はクロタール2世にその子ダゴベルト1世(在位623‐638)の下王権を承認させ,そのもとに,東部国境防衛を果たしながら,みずからの利益を追求した。クロタール2世の死で(629),彼らは統一支配権掌握の機会を得たが,みずからの内部分裂とメッツからパリへの遷都によって,宮廷指導権を西分国貴族に奪われた。…

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