ダラジー(読み)だらじー

世界大百科事典(旧版)内のダラジーの言及

【ドルーズ派】より

…イラン出身でカイロに来たハムザḤamza b.‘Alī(生没年不詳)が教義体系の組織者とされる。この教義はエジプトでは受け入れられず,同じくカイロにいたダラジーDarazī(生没年不詳)によりシリア山間部に伝えられたとされ,呼称もこれに由来する。 コーランの内面的意味を強調するバーティンの教義に基づいてハーキムを神の最終的体現であるとして〈我らの主〉と呼び,その死を認めず,〈隠れ(ガイバ)〉からの再現を期待する。…

※「ダラジー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android