ダルハンムミンガン(読み)だるはんむみんがん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダルハンムミンガン」の意味・わかりやすい解説

ダルハンムミンガン
だるはんむみんがん / 達爾罕茂明安

中国、内モンゴル自治区パオトウ市に属する旗(県級行政区)。人口11万4312(2016)。1952年ダルハン旗とムミンガン旗が合併して設けられた連合旗で、旗政府の所在地は百霊廟(ひゃくれいびょう)鎮。牧畜業を主とし、ヒツジウシウマラクダなどを飼育し、小麦、ユウマイ(ハダカエンバク)、搾油作物を産する。旗内のバインオボ鉄鉱石産地で、鉄鉱石は包白線(パオトウ―バインオボ)によりパオトウへ輸送され、製鉄原料に使用されている。

[河野通博・編集部 2017年12月12日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android