チェン カイコー(英語表記)Chen Kai-ge

現代外国人名録2012の解説

チェン カイコー
Chen Kai-ge


国籍
中国

専門
映画監督

別名
漢字名=陳/凱歌

生年月日
1952

出生地
北京

出身地
福建省(本籍)

学歴
北京電影学院監督科〔1982年〕卒

経歴
父は映画監督、母は脚本家で生粋の共産党員というエリート家庭に生まれ育ったが、1966年に文化大革命が始まると紅衛兵に。’68年16歳のときから2年間、雲南省のけわしい山中に下放してゴム園づくりに従事。その後5年間は軍隊に入って中越戦争中のベトナム、ラオス国境付近の辺境で勤務、’75年に除隊して北京に戻る。’78年100倍以上の競争率を突破して北京電影学院監督科に入学(チャン・イーモウらと同期)。卒業後、’83年北京映画製作所に就職。’84年斬新な映像感覚で中国農民の苦闘を描いた「黄色い大地」で監督テビュー、日本を含め世界の注目を浴び、話題となった。第2作「大閲兵」(’85年)、第3作「孩子王(子供たちの王様)」(’87年)と一作ごとに注目を浴び、中国映画界“第五世代”監督のリーダー的存在となる。’88年8月ニューヨーク大学客員教授として招かれ、3年間ニューヨークに滞在。’91年帰国。’93年「さらば、わが愛/覇王別姫」(’92年)でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。2002年「キリング・ミー・ソフトリー」でハリウッドに進出したが、のち中国に戻る。他の作品に「人生は琴の弦のように」(1991年)、「花の影」(’95年)、日中米仏合作映画「始皇帝暗殺」(’99年)、「PROMISE」(2004年)、「花の生涯〜梅蘭芳〜」(2008年)などがある。2007年4月立命館大学映像学部客員教授に就任。著書に「私の紅衛兵時代―ある映画監督の青春」がある。

受賞
ロカルノ国際映画祭銀賞〔1985年〕「黄色い大地」;モントリオール国際映画祭審査員特別賞〔1986年〕「大閲兵」;金鶏奨監督特別賞(第8回)〔1988年〕「孩子王」;カンヌ国際映画祭パルムドール(第46回)〔1993年〕「さらば、わが愛」;アジア太平洋映画祭監督賞・編集賞(第38回)〔1993年〕「さらば、わが愛」;日本映画批評家大賞(洋画作品賞・監督賞)〔1995年〕「さらば、わが愛」;カンヌ国際映画祭技術賞(第52回)〔1999年〕「始皇帝暗殺」;東京国際映画祭黒沢明賞(第21回)〔2008年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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