チェンチョウ市(読み)チェンチョウ(英語表記)Chenzhou

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チェンチョウ市」の意味・わかりやすい解説

チェンチョウ〔市〕
チェンチョウ
Chenzhou

中国華中地方,フーナン(湖南)省南東部の市。チェンチョウ地区の行政中心地。シヤン(湘)江支流レイ(耒)水の支流の谷にある。トンティン(洞庭)湖平原からナンリン(南嶺)山地を越えてコワンチョウ広州)へ出る交通の要地として代から開け,桂陽と呼ばれた。代からは郴州とも呼ばれ,では直隷州の州治。中華民国以後は県治であったが,1977年に市となった。チンコワン(京広)鉄道が通り,山間の物資集散地としてにぎわう。人口 23万3914(1990)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android