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チツス・タチウス Titus Tatius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チツス・タチウス
Titus Tatius

前8世紀頃の伝説的なサビニ人の王。ローマ人がロムルス (→ロムルスとレムス ) の計略でサビニ人の女性を略奪したのでローマと対立し,一戦を交えようとしたが彼女たちのとりなしで和解し,ロムルスとともに両種族の王となった。領域を拡大し,サビニ人の儀式を導入したがやがて殺されたといわれる。チチエス族 (古代ローマの始原的な3つのトリブスの一つ) の名祖として,あるいは共治帝の先例としてつくられた人物だとする説もあるが実在は否定しがたい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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