チヌア アチェベ(英語表記)Chinua Achebe

現代外国人名録2012の解説

チヌア アチェベ
Chinua Achebe


国籍
ナイジェリア

専門
作家;詩人

生年月日
1930/11/15

出生地
アジディ

学歴
イバダン大学卒

経歴
イボ族出身。1954年ナイジェリア国営放送局に入り、’66年まで主任として国際放送を担当。この間’58年に西欧的な文明が持ち込まれ伝統的な部族が崩壊するさまを描いた処女作「崩れゆく絆」を発表、マーガレット・ロング賞を受賞。同作は50ケ国語に翻訳され、1000万部を売り上げた。次いで’60年「もはや気楽ではいられない」でナイジェリア・ナショナル・トロフィー、’64年「神の矢」でジョン・W.キャンベル賞を獲得。’66年放送局を退職し、創作に専念するが、’67年ビアフラ内戦に参加。その体験を基に詩集「Beware,Soul Brother(銘記せよ、魂魄と化した同胞よ)」(’71年)を発表する。ビアフラ側敗北後、’72年にマサチューセッツ大学客員教授に招かれ、渡米。’75年ロータス賞受賞。’76年帰国後、ナイジェリア大学教授を務める。’90年交通事故により下半身マヒの重傷を負った。自国民のたどった歴史的推移に関心を示し、消えゆくアフリカ伝統社会への郷愁を特色とする。アフリカを代表する作家であり、“アフリカ現代文学の父”とも評される。他の著書に「戦う少女たち」(’72年)、「ドラム」(’78年)、「苦悶するナイジェリア」(’83年)など。

受賞
マーガレット・ロング賞〔1958年〕「部族分解」;ナイジェリア・ナショナル・トロフィー〔1960年〕「もはや気楽ではいられない」;ジョン・W.キャンベル賞〔1964年〕「神の矢」;ロータス賞〔1975年〕;ブッカー国際賞〔2007年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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