チビオフクロコケムシ(読み)ちびおふくろこけむし

世界大百科事典(旧版)内のチビオフクロコケムシの言及

【コケムシ(苔虫)】より

…休芽は胃と体壁とを結ぶ胃緒の中で無性的につくられ,乾燥や低温に耐えることができ,ヒメテンコケムシでは4年半も発芽能力をもっていたといわれる。 汽水産のチャミドロモドキVictorella pavidaやチビオフクロコケムシBowerbankia caudataでは虫室壁や走根に冬芽をつくって越冬する。冬芽の外部は厚いキチン層で囲まれ,内部には卵黄様の栄養物を含んでいて,適当な環境になると発芽して個虫になる。…

※「チビオフクロコケムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android