チャップリンの殺人狂時代

デジタル大辞泉プラスの解説

チャップリンの殺人狂時代

1947年製作のアメリカ映画。原題《Monsieur Verdoux》。チャールズ・チャップリン監督・主演の犯罪映画。共演:マーサ・レイ、マリリン・ナッシュ、イソベル・エルソムほか。

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世界大百科事典 第2版の解説

チャップリンのさつじんきょうじだい【チャップリンの殺人狂時代 Monsieur Verdoux】

1947年製作のアメリカ映画。チャールズ・チャップリン監督・主演。第1次大戦直後に現れたフランスの殺人鬼〈青ひげランドリュ〉の事件をチャップリン主演で喜劇化しようとしたもので,オーソン・ウェルズの原案による。絞首台を前にして,映画の中の殺人狂ムッシュー・ベルドゥーが語る〈人間を1人殺せば絞首刑になるが,無数に殺せば勲章をもらえる〉というアイロニーは,〈青ひげの変質的な殺人がチャップリンの錬金術によって一つの社会的必然に変えられた〉と評され,ヨーロッパ,とくにパリで大好評だったが,アメリカでは封切が〈赤狩り〉の台頭と時を同じくし,チャップリン映画としてははじめての興行的大失敗に終わった。

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