チャハル部(チャハルぶ)とは？意味や使い方

旺文社世界史事典三訂版「チャハル部」の解説

明代の内モンゴルの部名
明代の半ばごろ，元朝の子孫のダヤン＝ハンが内モンゴルを統一したとき，チャハル万戸として成立したのが始まり。のち他部に圧迫され，やがて清に支配された。清代には同地方の行政単位の名称となり，中華民国では省名となった。現在，内モンゴル自治区の一部。

出典　旺文社世界史事典三訂版旺文社世界史事典三訂版について　情報

今日のキーワード

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く，九州西岸では年間 10日ぐらい，東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが，まれに冬にも起る。...