チャハーンスール(英語表記)Chakhānsūr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャハーンスール」の意味・わかりやすい解説

チャハーンスール
Chakhānsūr

アフガニスタン南西部,ニームルーズ州の町。イランとの国境にかけて広がる低地湖沼地帯 (シースターン) に位置する主要な都市の一つ。周辺砂漠でアフガニスタン内でも最も乾燥した地域の一つ。周辺には 30の水路が引かれ,ワタコムギアルファルファなどの栽培に役立っている。歴史的にシースターン地域の中心地で,その砦は有名であった。人口約1万 6000。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android