チャンニン平原(読み)チャンニンヘイゲン(英語表記)Plaines des Tranninh

デジタル大辞泉 「チャンニン平原」の意味・読み・例文・類語

チャンニン‐へいげん【チャンニン平原】

Plaines des Tranninh》⇒ジャール平原

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャンニン平原」の意味・わかりやすい解説

チャンニン平原
ちゃんにんへいげん
Plaines des Tranninh

ラオス中部の平原ビエンチャンの北方150~190キロメートル、標高1200~1400メートルに位置し、南北40キロメートル、東西50キロメートルにわたって広がる。古代人の墓といわれる大きな壺(つぼ)が並ぶ遺跡があり、ジャールJarres(フランス語で壺の意)平原ともよばれる。ラオス最高峰のプー・ビア山(2820メートル)がある。1960年代の内戦では、その地理上の位置から戦略上の要地とされ、左右両派の争奪の地となった。

[菊池一雅]

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