ツェルメロの集合論(読み)つぇるめろのしゅうごうろん

世界大百科事典(旧版)内のツェルメロの集合論の言及

【数学基礎論】より

…分出公理はすこぶる有用であるが,これは置換公理よりは本質的に弱いものであって,集合の生成原理としては不十分である。上の公理系で置換公理の代わりに分出公理をおいた体系をツェルメロの集合論という。 ゲーデルは1939年〈ZFが無矛盾ならば,それに選択公理(ACとかく)と一般連続体仮説をつけ加えてもなお無矛盾である〉ことを示した。…

※「ツェルメロの集合論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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