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ツチハンミョウ(土斑猫) ツチハンミョウoil beetle

世界大百科事典 第2版の解説

ツチハンミョウ【ツチハンミョウ(土斑猫) oil beetle】

甲虫目ツチハンミョウ科ツチハンミョウ属Meloe昆虫総称。青藍色,または黒藍色の体は腹部が著しく肥満し,とくにでは異常に大きい。上翅は短く,後翅を欠き,飛ぶことができない。体長8~30mm。春出現してタンポポをはじめいろいろな植物の葉を食べる。とらえると擬死をして,脚の関節からカンタリジンを含んだ黄色の液を分泌する。雌は地面に穴を掘り,体をその中に入れて1000個,もしくはそれ以上もの卵を産む。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のツチハンミョウ(土斑猫)の言及

【甲虫】より

…日本から本種の雄の成虫は発見されていない。 甲虫の産卵数は種類によって異なるが,ハナバチの巣に寄生するツチハンミョウは約5000個を土中に産みつける。雌の腹部は異常に発達した1対の卵巣で著しく肥満する。…

【ハンミョウ(斑猫)】より

…【林 長閑】
[ハンミョウと人間]
 漢方の斑猫(はんみよう)(斑蝥(はんぼう))はほんとうのハンミョウではない。すなわち身体にカンタリジンを含み,発疱剤,利尿剤,そして媚薬として用いられる斑猫は,ツチハンミョウ科に属し,カンタリジンを含まないハンミョウは,ハンミョウ科に属する昆虫である。カンタリジンはきわめて強い毒物質で,約30mgが致死量であるという。…

※「ツチハンミョウ(土斑猫)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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