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ツボワムシ(壺輪虫) ツボワムシBrachionus calyciflorus

世界大百科事典 第2版の解説

ツボワムシ【ツボワムシ(壺輪虫) Brachionus calyciflorus】

真輪虫綱ツボワムシ科の輪形動物。温帯域の池沼に広く分布し,プランクトン生活をする。被甲長180~570μmの卵円形で,やや軟らかい。表面は平滑かあるいは軽い点刻がある。背面の前縁には4個のとげが並んでいて,そのうち中央の2個が両側方のものよりも長い。腹面前縁には凹凸があってV字状の切れ込みがある。体の後端から突出する肢の先端に小さいつめをもっている。体の大きさや形態には非常に幅広い変異が見られる。近縁種のシオミズツボワムシB.plicatilis(イラスト)は2亜種よりなり,被甲の背面前縁に6本のとげがある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のツボワムシ(壺輪虫)の言及

【ワムシ(輪虫)】より

…食物には植物性プランクトン,ミジンコ,繊毛虫類などがあり,種類によって食べるものがだいたいきまっている。 池や沼ではツボワムシBrachionus calyciflorus,ツキガタワムシLecane lunaミズワムシEpiphanes senta,カメノコウワムシKeratella cochlearisなどがふつうに見られる。ワムシは稚魚や稚エビなどの餌として好適で,そのため各養殖場ではシオミズツボワムシB.plicatilis(イラスト)を培養してこれらに与えている。…

【ワムシ(輪虫)】より

…食物には植物性プランクトン,ミジンコ,繊毛虫類などがあり,種類によって食べるものがだいたいきまっている。 池や沼ではツボワムシBrachionus calyciflorus,ツキガタワムシLecane lunaミズワムシEpiphanes senta,カメノコウワムシKeratella cochlearisなどがふつうに見られる。ワムシは稚魚や稚エビなどの餌として好適で,そのため各養殖場ではシオミズツボワムシB.plicatilis(イラスト)を培養してこれらに与えている。…

※「ツボワムシ(壺輪虫)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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