テアテイラ(英語表記)Thyateira

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テアテイラ」の意味・わかりやすい解説

テアテイラ
Thyateira

小アジア西部,リュディア地方の古代の町。現トルコのアクヒサル。リュディア人が建設してペロピアといったらしい。前 290年頃セレウコス朝シリアの王セレウコス1世マケドニア兵士を植民させ,ユダヤ人も住まわせ,テアテイラと改名した。のちペルガモン王国を経て,さらにローマ支配下では交通要衝にあたり,商工業都市として発達した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android