ティエン チュアンチュアン(英語表記)Tian Zhuang-zhuang

現代外国人名録2012の解説

ティエン チュアンチュアン
Tian Zhuang-zhuang


国籍
中国

専門
映画監督

別名
漢字名=田/壮壮

生年月日
1952/4/30

出生地
天津

学歴
北京電影学院監督科〔1982年〕卒

経歴
父は映画監督、母は女優。文化大革命で吉林省に下放後、1978年北京電影学院に入学。’82年卒業後北京映画製作所に所属、’83年「紅象」で監督デビュー。「狩り場の掟」(’85年)でモンゴル族、「盗馬賊」(’86年)でチベット族の生活をセリフとストーリー性を排したドキュメンタリータッチの映像で描き、西側の映画人を驚嘆させる。’89年天安門事件の際には映画人で唯一人抗議書に連名するなど、その自由奔放さで映画界の風雲児と目された。’93年製作の「青い凧」は政治的描写が問題となり国内公開を見送られ、’94年から3年近く映画製作の禁止処分を受ける。’95年プロデューサーとして復帰、若手監督の作品を手掛ける。2002年「春の惑い」で10年ぶりに監督に復帰。2006年、激動の日本を駆け抜けた実在の天才棋士を描いた「呉清源 極みの棋譜」を発表、上海国際映画祭最優秀監督賞を受賞。北京電影学院同窓のチェン・カイコーチャン・イーモウらとともに中国映画第五世代と呼ばれる。ほかの作品に「九月」(1984年)、「鼓書芸人」(’88年)、「ロック青年」(’89年)、「清朝最後の宦官・李蓮英」(’90年)など。’91年東京で回顧上映。

受賞
ベルリン国際映画祭名誉賞(第41回)〔1991年〕;東京国際映画祭インターナショナル・コンペティション東京グランプリ(第6回)〔1993年〕「青い凧」;ベネチア国際映画祭サン・マルコ賞(第59回)〔2002年〕;上海国際映画祭最優秀監督賞〔2007年〕「呉清源 極みの棋譜」

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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