世界大百科事典(旧版)内のティセリウスの装置の言及
【ティセリウス】より
…在任中にノーベル・シンポジウムの創設に尽力。生化学に物理化学的方法を導入することに関心が強く,1937年巧妙な移動界面法を用いる新電気泳動装置を製作した(ティセリウスの装置)。血清タンパク質は,スベドベリの考案した超遠心分離機によりアルブミンとグロブリンからできていることがだいたいわかっていたが,彼は自作の装置を用いて,血清タンパク質を分離し,アルブミンとα‐,β‐,γ‐グロブリンの4種を得た。…
※「ティセリウスの装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」