ティリライト(英語表記)tirilite

岩石学辞典 「ティリライト」の解説

ティリライト

塩基性ラパキヴィ岩.ラパキヴィ輝緑岩の混成岩で,暗緑色花崗閃緑岩組成で,ヴィボルグ地方の古いラパキヴィ岩の中にパッチ状に産出する.岩石はアンデシン,マイクロクリン─ペルト石角閃石黒雲母,輝石などで構成される[Wahl : 1925].フィンランド南部,ウィボルグ(Wiborg)地方のシモラ(Simola)に産出する.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android