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テオドロス[2世] Tewodros II

世界大百科事典 第2版の解説

テオドロス[2世]【Tewodros II】

1818‐68
エチオピアの皇帝。在位1855‐68年。テオドレTheodoreともいう。即位前の名をカッサといい,北部の有力な一族の出身であったが,父の死後はエチオピア北西部で山賊貴族として暴れまわっていた。1852年に北部州を制圧し,55年までに中部エチオピアの主たるライバルのほとんどを打ち破り,エチオピア教会大主教によりエチオピア皇帝の称号を与えられ,エチオピア再統一の事業を完成させるべく,ガラ族や中部の大勢力であったショア王国をも従え,短期間に再統一事業を成就した。

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世界大百科事典内のテオドロス[2世]の言及

【エチオピア】より

…〈親王の時代〉と呼ばれた1769年から1855年までの時期は,国王の権力が最も衰微した時代で,エチオピアは事実上いくつかの小王国に分裂することを余儀なくされた。
[再統一と独立の保持]
 この分裂状態に終止符をうち,国内の再統一を実現したのはテオドロス2世(在位1855‐68)である。彼は本名をカッサといい,ソロモン王朝とは血縁関係になかったが,北西部の山岳地帯から勢力を興して他の豪族を制圧し,討伐のために向けられた皇帝の兵をも撃破して,ついにみずから皇帝の位についた。…

※「テオドロス[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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