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テクノロジー・アセスメント technology assessment

世界大百科事典 第2版の解説

テクノロジー・アセスメント【technology assessment】

TAとも略記する。科学技術の開発や適用に際して,それが経済,人間・社会,自然環境などに及ぼす影響を多面的な観点から事前に把握し,その利害得失を総合的に評価して,対応策の設定や開発方向の明確化等を行う分析評価の方法を指す。〈技術の事前評価〉〈技術再点検〉などと訳されることもあるが,定訳はない。 テクノロジー・アセスメントという概念の発祥は,1960年代のアメリカである。60年代後半から70年代にかけて,アメリカのみならず世界の先進国では,環境汚染の深刻化,都市の過密化,人間疎外などの諸問題が噴出し,科学技術は,それがもたらす便宜や利益などプラス面だけではなく,環境汚染などマイナス面にも注目すべき必要が生じてきた。

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世界大百科事典内のテクノロジー・アセスメントの言及

【技術】より

…しかるに現代技術は時とともに,自然および社会にますます大きなインパクトを与えており,後追いの対策だけでその悪影響を断つことはできない。そこで登場したのが,テクノロジー・アセスメント(略称TA)の考え方である。 テクノロジー・アセスメントの考え方を提唱したのは,アメリカの政治家エミリオ・ダダリオである。…

※「テクノロジー・アセスメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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