テッシン(小)(読み)テッシン[しょう](英語表記)Tessin, Nicodemus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テッシン(小)」の意味・わかりやすい解説

テッシン(小)
テッシン[しょう]
Tessin, Nicodemus

[生]1654.5.23. ニチェーピング
[没]1728.4.10. ストックホルム
スウェーデンのバロック建築家。「小テッシン」と呼ばれる。 N.テッシンの子。 1673~83年の間,ヨーロッパ各地で修業イタリアではベルニーニに学んだ。帰国後,父の跡を継いで王室建築家となり,ドロットニングホルム宮殿完成,次いで大作ストックホルム王宮 (1690頃設計,97~1704) を建造貴族議員となり,大学総長,宮内庁長官を歴任した。

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