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テッポウエビ(鉄砲蝦) テッポウエビAlpheus brevicristatus

世界大百科事典 第2版の解説

テッポウエビ【テッポウエビ(鉄砲蝦) Alpheus brevicristatus】

第1胸脚のいずれか片方が異常に大きく,そのはさみでパチンという鋭い破裂音を出す甲殻綱テッポウエビ科のエビ(イラスト)。潮間帯から水深20mくらいまでの砂泥底に穴を掘ってすみ,打瀬網手繰網に入ることが多い。体長5cm。頭胸甲は滑らかで,まったくとげをもたない。額角はとげ状でたいへん短い。眼は柄をもたず,頭胸甲に完全に覆われている。第1,2胸脚にはさみをもつ。第1胸脚は左右不相称であるが,第2胸脚は小さく,左右同長。

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世界大百科事典内のテッポウエビ(鉄砲蝦)の言及

【生物群集】より

…藻のほうは安全なすみかを得ているし,動物のほうは藻の作用を借りて骨格をつくり上げ,その成長は著しく速くなっている。また,暖海沿岸の砂泥底にはテッポウエビ類とハゼ類がさまざまな組合せで,エビのつくった穴の中に共にすんでいて,ハゼが先に外敵を見つけて共に穴に隠れる。こういう例は広く協同cooperationと呼ばれ,とくに生理的な結びつきの大きいときは共生symbiosisの語の用いられることが多い。…

※「テッポウエビ(鉄砲蝦)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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