テル・サラサート(英語表記)Telul el‐Thalathāt

世界大百科事典 第2版の解説

テル・サラサート【Telul el‐Thalathāt】

イラク北部のモースルの西51kmにあって,メソポタミアにおける土器の初現期に始まる遺跡。江上波夫を団長とする東京大学イラク・イラン遺跡調査団が,日本人として西アジアで初めて発掘を行った記念すべき遺跡である。1956,57,64,65年の4次にわたって発掘を行い,さらに76年に東京大学イラン・イラク学術調査団が深井晋司団長のもとで第5次の発掘を行った。 高い三つと低い二つのテルからなり,telulはtelの複数形,Telul el‐Thalathātは三つの丘の意味。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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