テート(Robert Lawson Tait)(読み)てーと(英語表記)Robert Lawson Tait

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

テート(Robert Lawson Tait)
てーと
Robert Lawson Tait
(1845―1899)

イギリス婦人科医、腹部外科医。エジンバラに生まれる。1866年エジンバラ大学を卒業、同地のウェークフィールド病院に勤務。1868年、最初の卵巣摘出手術を行った。1870年バーミンガムで開業したが、1871年新設のバーミンガム婦人科病院に勤め、その卵巣手術により、この病院を世界的に有名にした。1883年には子宮外妊娠破裂に対して最初の手術を行った。のちクイーンズ・カレッジの婦人科学教授となった。ウェールズのランダドノーの別荘死去

石原 力]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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