日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 テーラー(Edward Taylor)てーらーEdward Taylor(1645―1729) アメリカ植民地時代の代表的詩人。イギリス生まれ。1668年新大陸に渡り、ハーバード大学卒業後、辺境の地マサチューセッツ州ウェストフィールドで牧師となり、医業を営むかたわらイギリス形而上(けいじじょう)詩の詩風を継承する多くの詩を書いた。だが瞑想(めいそう)詩を中心とする彼の詩稿は長くうずもれたままで、1937年ようやく日の目をみ、改めて高い評価を受けた。[酒本雅之] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例