ディオスクリア(読み)でぃおすくりあ

世界大百科事典(旧版)内のディオスクリアの言及

【コルキス王国】より

…コルキス人はグルジア人の一種族で,この民族は前12世紀にアッシリアと戦ったと思われ,ワン湖岸のウラルトゥ碑文(前8世紀)には明らかにこの民族の名コルカが刻まれている。ギリシア人は前7世紀よりコルキスにディオスクリア(現,スフミ),ファシス(ポチ)などの植民市を建設し,70の別々の言葉を話すといわれたカフカス系の種族と交易を行った。コルキス王国は,前6世紀に興り,前2世紀まで続いたが,領域はリオニ川流域を中心に西グルジア全体に及んだ。…

※「ディオスクリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android