ディスクロージャーホットライン(読み)でぃすくろーじゃーほっとらいん

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

ディスクロージャーホットライン

ディスクロージャーホットラインとは、金融庁設置された「ヘルプライン」や「目安箱」と呼ばれる内部通報窓口のことである。この制度によって、会社のディスクロージャー(投資家に対する情報開示)に問題を感じた人間が、ホットラインを通じて金融庁に通報できる。社内の人間が、社内の人間に対してディスクロージャーの不備を通報しても、もみ消され、報告した人間が不利益を被るのではないか、といった危惧から設置が決定された。2004年、公益通報者保護法の中で規定され、06年から金融庁で機能している。

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