ディートリヒ フィッシャー・ディースカウ(読み)ディートリヒ フィッシャーディースカウ(英語表記)Dietrich Fischer-Dieskau

現代外国人名録2012の解説

ディートリヒ フィッシャー・ディースカウ
ディートリヒ フィッシャーディースカウ
Dietrich Fischer-Dieskau


国籍
ドイツ

専門
バリトン歌手

肩書
ベルリン音楽大学教授

生年月日
1925/5/28

出生地
ベルリン

学歴
ベルリン音楽院

経歴
音楽一家に生れる。16歳でヨハネス・ヴァルターとヘルマン・ヴァイセンボルンに師事。1943年第二次大戦で召集を受け兵役、捕虜収容所生活も経験し’47年帰国。同年フライブルクでブラームスの「ドイツ・レクイエム」でコンサート・デビュー。’48年ベルリン市立オペラで「ドン・カルロ」のロドリーゴを歌い、オペラー・デビュー。同年ライプツィヒで初リサイタル、’51年ザルツブルク音楽祭でマーラーの「さすらう若人の歌」を唱って大成功し名声を確立した。’54年バイロイト音楽祭に登場し、ヴォータンなどを歌う。以後各地のオペラ劇場で主役を演じ、またドイツ・リートの解釈と歌唱の第一人者として活躍する。オペラ、リート、宗教音楽など広い分野で活躍するほか、’73年から指揮も手掛ける。ベルリン・ドイツ・オペラおよび国立オペラ宮廷歌手の称号を受ける。’81年にベルリン音楽大学教授に就任。’92年12月末で歌手活動から引退。以後、声楽の教師として後進の指導にあたる。著書に「シューベルトの歌曲をたどって」「シューマンの歌曲をたどって」などがある。’63年初来日以来、たびたび来日し、シューベルト「冬の旅」のレコードは大ベストセラーとなった。’97年1月NHK教育テレビ「趣味百科」シリーズの「シューベルトを歌う」に出演。

受賞
西ドイツ政府勲一等功労章 グラミー賞〔1970年・1972年・1977年〕;オックスフォード大学名誉音楽博士号;ウィルヘルム・ピッツ賞〔1994年〕;ベルリン音楽芸術大学名誉博士号〔1996年〕;世界文化賞(音楽部門,第14回)〔2002年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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