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ディートリヒ[ニームの] Dietrich von Niem

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世界大百科事典 第2版の解説

ディートリヒ[ニームの]【Dietrich von Niem】

1340ころ‐1418
ドイツ西部,ウェストファーレンニームNiem(またはニーハイムNieheim)で市民の家に生まれ,パーダーボルンで下級聖職者となったが,1376年ローマに出て法学を学んだ後,ローマとアビニョンの教皇庁に仕え書記官となる。95年フェルデンVerden司教に任命されるが,4年後退任して教皇庁に帰り,グレゴリウス12世の教皇就任以後,教会大分裂(シスマ)を終結させるために顕著な役割を演じた。公会議首位説に立つ彼の著作は当時の時代状況を知るうえで非常に貴重な史料である。

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