デビット・カード(読み)デビットカード

百科事典マイペディア 「デビット・カード」の意味・わかりやすい解説

デビット・カード

買物代金口座から引き落とすためのカード(キャッシュカード)。クレジット・カード一種掛売り後日精算するのとは違い,即時決済をする。スーパーなどのレジ接続の端末にカードを差し込み,暗証番号金額を打ち込むと,自分の口座から代金が引き落とされ,店に振り込まれる仕組み。現在発行済みキャッシュカードのほとんどがそのまま利用できる,現金を持ち歩かずにすみ,預金残高以上の買物をする心配がないなどのメリットがある。欧米では広く普及しているが,日本では2000年3月から本格サービスを開始した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android