算盤の珠はずれ(読み)そろばんのたまはずれ

精選版 日本国語大辞典 「算盤の珠はずれ」の意味・読み・例文・類語

そろばん【算盤】 の 珠(たま)はずれ

計算した以外の金。表向きでない余分な金。帳簿に記入されていないもうけ。一説に、そろばんの珠が間に合わない、けたはずれの大金
黄表紙金々先生栄花夢(1775)上「そろばんの玉はづれお、しこため山と出かけて、おごりおきわめましゃう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android