世界大百科事典(旧版)内のデュマ窯素定量法の言及
【窒素定量法】より
…試料に含まれている窒素元素の量を測定する方法。窒素は生元素の一つであって,生物圏における窒素の動きは,個々の生物の生育から生態系の維持・遷移に至るまでの生物の生存と関連する問題を規制する重要な要因になっている。一方,気圏には窒素はN2の形で大量に存在するだけでなく,NOx,N2O,NH3などの形で微量ないしは少量含まれているが,これらの微量成分が環境としての大気の質を左右している。したがって窒素定量法は,これらに対する問題を理解し,解決を図る努力と深くかかわっており,生態学,生理学,生化学,医学,薬学,土壌学,栄養学,肥料学,食糧・飼料学,地球化学,環境科学など多くの分野で頻用されている。…
※「デュマ窯素定量法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」