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デーニツ Do¨nitz, Friedrich Karl Wilhelm

朝日日本歴史人物事典の解説

デーニツ

没年:1912.3.12(1912.3.12)
生年:1838.6.27
明治期に来日したお雇い外国人。ドイツ人医学教師。ベルリン生まれ。ベルリン大で解剖学を専攻。明治6(1873)年7月に来日し,東京医学校(東大)で解剖学を担当。胎生学の講義も行う。同年11月,わが国における初の近代的病理解剖を実施。9年同校との契約が切れるが,その前年より警視第五病院内の裁判医学校に関係し,のち警視庁の専任となる。12年佐賀公立病院に移り,18年の帰国まで同地で教育,診療に当たる。クモ類の採集を行い,九州北西部を中心に採集は300種におよぶ。帰国後はコッホのもとで,北里柴三郎の仕事も手伝った。ベルリンで没。<著作>湯村卓爾他訳『断訟医学』<参考文献>小関恒雄「デーニツ,ティーゲルとディッセ」(『医学近代化と来日外国人』)

(長門谷洋治)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について | 情報

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